里親

明石で家族になる

明石市では、自分の家庭で暮らすことができない子どもが、家庭と同様の環境で育つことができるよう【里親家庭】を増やす取り組みに力を入れています。

明石市オリジナル支援

  • 里親登録研修受講支援…研修等の受講にかかる交通費の一部を助成
  • 里親スタート支援…里親やボランティア里親が、初めて子どもを受け入れる際に、必要な物品等の購入の費用の一部を助成
  • 公共施設の利用が無料に…里親子(ボランティア里親含む)が対象施設を利用する際の料金(入場料)が無料に
    • 明石市立天文科学館
    • 明石市立文化博物館
    • 親子交流スペース「ハレハレ」
    • 明石海浜プール

 □「明石で家族になる」ちらし(PDF)

里親相談会を開催しています

こどものために何かをしたいと考えておられる方、里親制度について知ってください。ご関心のある方はぜひ、相談会にお越しください。予約は不要です。

里親とは?

さまざまな理由で自らの家庭を離れて生活しなければならない子どもがいます。
里親は、そうした子どもを自らの家庭に迎えて育てることを希望して、研修を受講し、都道府県知事(指定都市市長、児童相談所設置市市長)が適当であると認め、里親名簿に登録された人をいい、児童福祉法で定められています。

里親にはどんな種類がありますか?

児童福祉法で定められている里親には、養育里親養子縁組里親専門里親親族里親があります。明石市では、その他にボランティア里親があります。

 養育里親とは

保護者と暮らせるようになるまでの一定の期間、または自立まで(18歳、認められれば20歳まで)子どもを養育する里親。期間は、数日から数週間、数ヶ月から数年、数年から自立までなど。

 養子縁組里親

保護者による養育が難しい子どもとの養子縁組を希望する里親。養子縁組が法的に成立するまでの期間は里親として養育する。

 専門里親

養育里親のうち、虐待・非行・障害などの理由により専門的な援助を必要とする子どもを養育する里親。
養育里親として3年以上の養育の経験があるか、3年以上児童福祉事業に従事し都道府県知事 (指定都市市長、児童相談所設置市市長) か適当と認めた者。

 親族里親

扶養義務のある親族が子どもを養育する。(祖父母が孫を育てる場合等)
*扶養義務のないおじおば等の場合は、通常の養育里親となります。

 *ボランティア里親(季節・週末里親)もあります。

里親になるのに条件はありますか?

特別な資格は必要ありませんが以下のような要件があります。

1.子どもの養育について理解と熱意、愛情を持っていること。

2.経済的に困窮していないこと。(親族である場合を除く)

3.里親認定・登録に必要な研修を修了していること。

※他に、里親を希望するもの及び同居人が子どもの養育に関して虐待等の問題がないと認められること、法に罰せられていないことなどの要件があります。

里親になるにはどこに相談すればいいですか?

あかし里親センター、または明石こどもセンター(児童相談所)にご相談ください。
あかし里親センターでは、専門のケースワーカーが里親に関する相談、手続きの説明などを行っています。お気軽にお問い合わせください。

里親になるための研修について教えてください。

養育里親と養子縁組里親になるためには研修を受講することが必要です。
研修には、基礎研修(講義1日、施設実習1日)と、登録前研修(講義2日、施設実習2日)があります。
受講にあたっては事前にガイダンスを受ける必要があります。ガイダンスは、あかし里親センター、または明石こどもセンターで受けることができます。

里親登録までの流れを教えてください。

  1. あかし里親センターまたは、明石こどもセンター(児童相談所)に相談しガイダンスを受ける。
  2. 基礎研修を受講する。(講義1日→実習1日)
  3. 登録前研修を受講する。(講義2日→実習2日)
  4. 明石こどもセンター(児童相談所)に里親の申請をし、家庭訪問調査を受ける。
  5. 明石市の審議会で審査される。
  6. 里親として認定→里親名簿に登録される。

あかし里親センターがサポートします